すぐ真似できる、相手の心をつかむポイント!

会話の中で、相手を喜ばせ心をつかめる人は、「話が上手で、面白い話のネタを持ってる人」だと思われがちです。
確かに話が上手で、面白い話のネタがあるある人も素晴らしいですが、本当にそうなのでしょうか?

「あ!この人とお話するのはとても楽しい!!」と思ってもらうことが大切ではないでしょうか。

今回は初対面の人でも、相手に好印象を与えやすくなる、誰でも簡単にできる5つのポイントを紹介します。

 

 

1. 目を見る

「目は口程に物を言う」というほど、目つきから本心が表れることがあります。

相手が自分の話をそっちのけで、違うことを考えていたらどう感じますか?
会話が正しく理解されているか不安になりませんか?

会話中は、他のことを考えて、ぼーっとしない様に会話に意識を向けましょう。
ただし、相手の会話に集中しすぎた過度なアイコンタクトは控えましょう。
逆効果となってしまいます。

 

2. 話の腰を折らない

会話中に、自分の話したいことがあると、ついつい口を出したくなることがあります。
しかし、聞き手側が途中で話題を変えてしまうと、相手は伝えたい内容を全て伝えることができなくなってしまいます。
自分の話したい内容がある場合は、相手の話しが終わるまで待つようにしましょう。

会話の途中に相手に話題を変えられ、自分の伝えたいことが最後まで伝わらなかったらどのように感じますか?

人はきちんと話を聞いてくれる人に興味を持つものです。

 

 

3. 適度な相槌を打つ

相手の話に対して、うなずきをするだけで相手はかなり話しやすくなります。
反応が無いと、ちゃんと聞いてくれているか不安になったり、
無反応な場合は、自分の話を相手が理解しているか不安な気持ちにさせることもあります。

「素敵!」「そうなんですね!」などの言葉で表現したり、相手の話を聞いているという気持ちが伝わりやすくなります。

しかし、過度な相槌は本当に理解しているのか?という気持ちにさせたり、相手の気分を害することもあるので工夫が必要です。

 

4. 笑顔

怒った顔・無表情な顔よりも、笑ってくれる人のほうが親しみやすい印象を受けます。
笑顔でいることで、話しやすい雰囲気になり場が和みます。
楽しい会話をしている時に、相手が無表情で怒っているような表情だったらどう感じますか?
無表情より相手が笑顔な方が話しやすいですよね。

時には鏡を用いて、自分の笑顔をセルフチェックし、自然な笑顔を作れるように工夫しましょう。

 

5. 相手に興味を持つ

相手に興味を持つと、自然と想いが伝わります。相手は真剣に話を聞いてくれていると感じます。

真剣に話を聞くだけではなく、会話が「イエス、ノー」で終わることがないように、
抽象的な質問ではなく具体的な質問をする工夫も必要です。

例えば、
・「広島は好きですか?」
・「○○さんは、広島の食べ物の中で何が好きですか?」
前者と後者では、相手の返答が異なります。

「イエス、ノー」の会話でもよいですが、時には、相手に答えの幅をもたせたオープンクエスチョンを活用してみましょう。

相手に興味を持った(相手の立場に立った質問)を投げかけることで、 自然と楽しい時間を過ごすことができ、良い関係を築きやすくなります。

 

 

最後に

この5つのポイントを全て行ったからと言って、相手の心を100%つかめるわけではありません。しかし、仕事でもプライベートでも、どんな時であれ、人と会話をする時は楽しく過ごせるような環境を作れるようにしたいものです。

会話は簡単な様に見えて、非常に奥が深いです。
特に営業は、お客様と会話をする場面が非常に多い職種であり、ライバルに差をつけるトーク力が必要になります。

営業に限らずトーク力は重要ですが、社会に出る前は、お友達や家族との会話で楽しめる練習をしてみてはいかがでしょうか?