求める人財像の基準を自分たちで決める!コンピテンシーづくり1

2017年9月30日(土)広島本社にあるレストランみんなの巣2階でコンピテンシー作りを行いました。

現在ネストでは、社内の人財育成やキャリアアップへのモチベーションを高めていくために、「良き人材像」のイメージを抽象的な言葉でなく、「ネスト訓」を基本とした具体的な人物像を共通の言葉として明文化する取組みをおこなっています。
そこで、若手から中堅、管理職までの幅広い層の8名で「ネストコンピテンシー作りワーキングチーム」を結成し、コンピテンシー評価制度づくりを2日間かけておこないました。作成されたコンピテンシーは後日社長にプレゼンを行う予定です。

今回の講師も夢志の巣塾でもお世話になっている盛矢澄香先生です。

 

コンピテンシー評価制度づくり(1日目)

コンピテンシーとは高業績者に共通してみられる行動特性のことをさします。社内で高い評価をあげている社員の専門技術・ノウハウ・基礎能力などを細やかに観察し、何がその人を「仕事のできる社員」にしているかを明らかにすることです。

そこで、理念・ネスト訓にはどのような意味があるのかを考え、自分たちで求める人財像となる基準を決める、企業の実現理念のためにコンピテンシー作りを行うことになりました。

毎朝の朝礼で理念・ネスト訓を唱和しているものの、それは意味あるものなのか?職員が意味を理解できているものなのか?改めて考え直そう!!そんな思いから本日のワークは始まりました。

 

導入(オリエンテーション)

研修の導入では、「①組織の共通価値観とは」、「②個人と組織のビジョンの共有化」、「③良い話し合いを進めていくには」などの講義を受けました。

 

理念体系を知る(理解する)ために理念・ネスト訓を考えてみよう!

グループワーク:「意味・価値・成長」とは?

具体的な言葉で、職員を評価する「評価制度」を作る作業を行いました。

例えば「◯○さんのような人になろう」という評価ではなく、言葉で明示された評価票に基づいて人を評価する制度を作るということです。

 

理念・ネスト訓を考えてみよう!

  

 

2グループに分かれ出た意見を共有

  

 

実際にコンピテンシーを作ってみよう!(評価の基準を決める)

理念・ネスト訓を見直したあとは、コンピテンシーに落とし込む言葉をピックアップしていきました。

  

 

コンピテンシーの枠組み作り

・人の心のふれあい、信頼を重んじる企業
・共に育つ、人間育成を実践する企業
・社会生活の向上に貢献する企業

上記3つの企業理念に分類し、コンピテンシーの枠組み作りをおこないました。

 

枠組みが決定した後は、枠組みごとにイメージ作りを行いました。

受講生からはワーク途中で

「コンピテンシーが明確であると、不平不満がうまれにくいと気付きました」

「客観的に、自分も他者も社員共通の項目に基づいた評価ができる。」

「今までは、ただネスト訓を唱和しているだけで、全てが浸透していなかったかもしれない」

「中には自分の生活に浸透しているネスト訓があり、仕事だけではなく自分の生活にも影響していることに気づきました。仕事だけでなく、私生活にも活かされているという気持ちになれてこそ、ネスト訓の意味があり価値があるんだな。そういう価値あるものを作っていきたい。」といった意見がありました。

本日作成したものをベースに2日目もワークを行います。