【働き方改革】スワップボディの導入は「拘束時間」「作業負担」の解決を目的としています

2019年3月、厚生労働省は「スワップボディコンテナ車両利活用促進に向けたガイドライン」を策定しました。

(国土交通省:スワップボディコンテナ車両利活用促進に向けた検討会)

スワップボディは車体と荷台を分離することができるため、長距離輸送でのドライバーのトラックの乗り換えや、貨物積み替えなどを削減することができます。

ネストでは、大阪〜福岡間の荷物を広島を中継地点とし、スワップ運行で輸送するスワップ運行を導入しました。
「拘束時間」「作業負担」の解決を目的としています。

これまでドライバーといえば、荷物を運ぶ運搬業務と、荷役業務の積み下ろし作業を行なっていたため、長時間労働が課題となっていました。

そこでスワップボディを導入することで、ドライバーは運転業務に専念し、中継地点ではトラック後方についているコンテナを脱着させるだけで良いので、労働時間を大幅に短縮することを可能にしました。

時間だけでなく荷主が積み下ろし作業をしてくれるため、ドライバーの負担は軽減されます。
つまり、ドライバーは荷物の積み込みや荷下ろしで数時間拘束されていた部分が、コンテナの脱着だけで済むため、女性ドライバーでも業務をこなすことができます。
そして、スワップボディの導入によって、ドライバーの長距離路線の日帰り業務を可能にすることができました。

スワップボディの様子は2020年2月の社内報にも掲載されています。