【夢志の巣塾】組織で働くことの責任と役割を意識する~研修4~
第二期4回目 2017年11月18日(土)
今回は「リーダーのメンタルタフネスとエモーショナルマネジメント」というテーマで、「成長」について学びました。
前回の講義で「組織の中で働くことの責任と役割を意識する」ことを学んだ後各自が実践した、仕事の中で成長したと思えることを発表しました。
「後輩の仕事に対する不満を聞いて、チームのみんながどう思っているか、自分自身がそれに対しどう思っているか考えられるようになった」
「今までは他の人の意見を間違いだと思っていたが、こういう意見もあると耳を傾けられるようになった」
「ありがとう、ごめんねと感謝の気持ちが素直に言えるようになった」
「他の部署の人とも連携が取れるようになった。自分が組織の片隅ではなく、一翼を担っているという考えになった」
「報・連・相ができるようになった。帰り際に部下からも声を掛けられるようになり、少しずづ、みんなの考えが聞けるようになった」
などの意見がありました。
大事なのは相手の立場に立って話を聴くこと、話す態度・表情・声によって後輩に自分の伝えたい想いを感じさせることだと先生がおっしゃっていました。
ストレス~ココロトカラダについて
ストレスは脳・体の状態・行動によっておこり、自分で自分をコントロールする力が大切だと学びました。
自分のこれまでの人生の中でのストレスの変化についてワークを行いました。
・コミュニケーションのズレについて
自分の中でこうすれば良いと思っていても、それを裏切ることがあった時に自己を正当化し、他者を批判する自己欺瞞(じこぎまん)が起こる。
・事実と考えについて
事実は一つだが、捉え方によってそれが思い込みだったりすることがある。ワークを行い、何が事実なのかを見極める訓練をしました。
・怒りについて
感情には一次感情と二次感情があり、心配・不安・落胆・悲しみなどの原因から怒りを生じる。
部下を叱る時も目的(ポジティブに)を持って相手の立場に立ち、困難を乗り越えていけるようにする「勇気づけ」が必要なのだと学びました。
成長とは
自分の中に変化を感じているとき、人は一番成長する。しんどくなって自分が成長を感じられなかった時に、人に自分の成長体験を話してみると、また前向きな気持ちになれ、成長ができる。
ポストイット形式で「自分にとって成長を感じた時」について付箋に書いて紙に貼っていきました。
「チームで目標を達成できた時」、「部下から相談を受けた時」、「辛くても困難を乗り越えた時」、「難しい仕事を任せられた時」などの声がありました。
今回の研修の気づきと学んだこと
「ポジティブな言葉を日ごろから使う習慣をつける」
「笑顔を意識する」
「部下をほめるようにする」
「言葉を使うときに意味づけ(目的)を持つ」
「過去の原因で考えるのではなく、当事者視点に立ち、未来に目を向ける」
このようなことを意識的に行い、物事の捉え方を変えることによって、仕事も楽しくなり、仕事に見出す価値も高まり、自分自身の「成長」につながることを学びました。