学生と企業が社会課題を解決するアイデアを錬るインターンシップ【長期インターンシップ体験談】〜前編〜

ネストロジスティクスでは2018年9月から2019年2月までの6ヶ月間1名の大学生のインターンシップを行いました。
このインターンシップはNPO法人ひろしまNPOセンターさんのプロジェクトで
「業界研究」や「企業研究」だけでなく、インターン生にはMission(課題)が与えられ、約6ヶ月間の長期インターンシップの中で「自分ができることは何か?」地域や社会に自分がどれだけ通用するのか?挑戦できるインターンシップです。
参加した学生にインタビューを行いました。

インタビューは2018年5月時点

インターンシップでは何に取り組みましたか?

私は商学部経営学科の1年生です。ネストロジスティクスで6ヵ月間インターンシップに取り組みました。インターンシップ先のネストロジスティクスという会社は、配送や引っ越しを取り扱う物流会社です。しかし、他の物流会社とは異なり、みんなの巣というレストランやネストのたこやきといったフード事業や、トランクルーム事業といったものまで多岐にわたって展開をしています。そのような会社で私は「トランクルーム事業」に関わることになりました。

まず私が最初に取り組んだことは他社のトランクルーム調査です。設備や価格はもちろん、オプションサービスや物販まで調べました。他者にはどのような特徴があるのか、その会社の売りは何なのか、いくつかの会社を比較してまとめました。その中で利用者の評価やネストロジスティクスのトランクルーム事業に生かせそうなものを一通り調べていきました。

インターンシップでの活動経過をどのように社員と共有しましたか?

3ヶ月が経過したところで、中間発表がありました。社長を含めたトランクルーム事業に関わる社員の皆さんに、私が3か月間で調べた他社のこと、ネストロジスティクスのトランクルームに生かせそうなサービス、今後の私の活動について話していきました。しかし、結果は惨敗!調査の量は足りていると評価していただきましたが、自分の発表に一貫性がなく、どのようにして今回の他社調査をネストロジスティクスのトランクルーム自体に生かしていくのか、お客様に本当にネストロジスティクスのトランクルームを利用しようと思っていただけるのか、売り込んでいくターゲットはどこに設定しているのかなど、私の発表にストーリー性が見られないとの指摘を受けました。

中間発表後はどのようなことに取り組みましたか?

中間発表を踏まえて、これからの活動について私の担当者の方と話し合い、ターゲットを「大型バイク利用者」と「通常のトランクルーム利用者」の2つに絞ることにしました。
バイクガレージではどのような人がバイクガレージを必要としているのか、ハーレーダビットソンの方に聞き込み調査に行ったり、インターネットでどのようなバイクガレージに需要があるのかを調べてまとめました。
通常のトランクルームでは現在の利用者を増やしていくことに焦点を当て、折り込みやポスティングなどの広告を企画しました。どの地域に人口が多いのか、世帯数や年代別の人口比率を調べて広告に備えていきました。しかし残念なことに時間の問題で実行することはかないませんでした。これらの2つの調査をまとめ、最終発表に臨みました。

最終発表ではこれらのことを報告し、私がこれからやりたかったことをまとめ、発表しました。しかし、中間発表と同じくストーリー性がないことを指摘されてしまい、悔しい結果となりました。同じことを指摘していただいたことが情けなくも感じましたが、とても身に染みる6ヵ月間となり、社会人の大変さや発表資料を作る上での気を付けるべきことなどを学ぶことができました。

発表編はこちらから>>

 

ネストでは、今後も継続してインターンシップの受付を行なっています。
興味のある方は是非お問い合わせください。