求める人財像の基準を自分たちで決める!コンピテンシーづくり3

現在ネストでは、社内の人材育成やキャリアアップのモチベーションを高めていくために、「良き人材像」のイメージを抽象的な言葉ではなく、「ネスト訓」を基本とした具体的な人物像を共通の言葉として明文化する取り組みを行っています。

第3回となる今回はビジネス(現場監督・主任)とファーストクラス(マネージャー・グループマネージャー)のコンピテンシーの枠組みを決めていきました。

 人の心のふれあい、信頼を重んじる企業

ネスト訓には、人の心のふれあい、信頼を重んじる企業という項目があります。
そこでコミュニケーションとチームワークについて話し合いました。ほとんどコミュニケーションをとることが無いという状態が続くと、仕事上で必要な報連相(報告・連絡・相談)をすることも難しい状態となります。

エコノミー(現場スタッフ)の取るべき行動は上司に報連相をする。
ビジネス(監督・主任)は、部下の意見を引き出し受け止める、部下に報連相のやり方を伝える。
ファースト(マネージャー・グループマネージャー)は、職場全体で意見を出せるような雰囲気を作るという意見が出ました。

しかし現状では、ビジネス(監督・主任)に対しては
「部下の想いや言葉を親身になって、受け止めてほしい」
「上司の言葉を自分の言葉にして分かりやすくして、伝えてほしい」
「指示をわかりやすい言葉でしてほしい」
「周囲とのコミュニケーションのサポートしてほしい」という意見が出て、

ファースト(マネージャー・グループマネージャー)には

「報連相をしやすい雰囲気を作ってほしい」
「違った考え方を尊重してほしい」という意見が出ました。

そこで、もっと親身になってコミュニケーションが取れるような関係づくりをするための目標を立てました。

エコノミーは(分からない事はすぐに相談する)
ビジネスは(部下の思いを引き出し親身になって聞く)
ファーストは(異なった意見を尊重し、建設的な話し合いの場を作る)

というより具体的な目標を決めたので、実践できるように取り組みます。