求める人財像の基準を自分たちで決める!コンピテンシーづくり4
現在ネストでは、社内の人材育成やキャリアアップのモチベーションを高めていくために、「良き人材像」のイメージを抽象的な言葉ではなく、「ネスト訓」を基本とした具体的な人物像を共通の言葉として明文化する取り組みを行っています。
今回はマネージャーが出張中に、インターネット会議システムでワークに参加しました。
今回はネストの全社員で取り組んでいる「5S活動」のコンピテンシーを話しました。
5S活動とはどんなことでネストではどのように活動をしているか?
5S活動とは、整理・整頓・清掃・清潔・躾のローマ字の頭文字で、整理・整頓・清掃を行い・清潔感を保ち、躾を行うことで職場環境を整えることです。
ネストでは四半期に1回目標を決めて、班に分かれて活動をし、週に一度リーダー会議を開き計画にそって進んでいるか確認をしています。
階級ごとに5S活動における役割を考える
若手社員は(5Sの意味を理解して行動をしている)
中堅社員は(リーダーとして、率先して行動する)上級社員は(5S活動をみんなが自発的に行動する雰囲気を作る)と言う意見が出ました。
しかし若手社員から、自発的な行動について、「上司が参加せずに部下に向かって、丸投げをしているようで一緒に活動をしてないように感じる」という意見がでました。
自発的に行動するとは、(若手・中級・上級)関係なく取り組むと言う意味で出た意見なのに、立場が違うことで、言葉1つにしてもとらえ方が違うという、気づきがありました。
そこで「全員がモチベーションを維持し、自発的に活動する環境を作る」に変えました。
コンピテンシー完成と今後の展開
コンピテンシーの全ての項目が埋まったので、3つの階級ごとに読みあわせをしました。
最後に「ネスト流進化」という項目は、階級問わず全ての社員に必要なコンピテンシー項目のため、若手・中堅・上級関係なくワークに参加した全員で読み上げました。
コンピテンシーが完成した時に思わず拍手が起きてとても良い雰囲気で研修を終えることが出来ました。
ネストのコンピテンシー作りでは、各階層から選出されたメンバーの共同のもとで、考えていきました。作成していく中で、
「このキーワードは必ず入れたい」
「この言葉良いね」
「若手社員が積極的に発言してくれて良かった」
と言う意見が出ました。
今後社長の承認を得るためのプレゼンから始まり施行までの過程、施行後ネストに定着するための方法と仕掛けづくりなど大変ですがチーム一丸となって頑張ります。