【キャリアアップ インタビュー】川崎営業所 サブマネージャー 沖石健太朗
2019年6月インタビュー実施
ネストでの歩み
1年目 出島営業所配属の後、茨城営業所へ転勤。内勤業務とセールスドライバーを担当。
2年目 川崎営業所へ転勤となり、倉庫内管理、スタッフの管理、クライアント対応、配車業務を担当。
7年目 上級社員研修(夢志の巣塾2期生)研修を受講。
9年目 川崎営業所のサブマネージャーとなる。
現在の仕事内容
現在は川崎営業所でドライバーの管理、点呼、日報処理などを行っています。川崎営業所と夜光TC両方の内勤業務全般をコーディネートし、川崎の倉庫管理業務では、庫内作業の計画を立案、スタッフ管理、人財育成を担当しています。川崎営業所は他社と一つの建物を共有している施設なので、メインの荷主だけでなく、他社からの新規配送案件を請け負うこともあります。
倉庫業務は、運ばれてきた順番に荷物を倉庫内へ置くわけではなく、TCオペレーター(倉庫管理)が事前に運ばれてくる物量と配送スケジュールを予測・計算し、収容スペースと物量を比較し、細かく数字を計算しています。事前のしっかりとした計画でPDCAサイクルを回すことは非常に重要で、試行錯誤することもありますが、遅延なく荷物が出荷できた時はこれ以上にない達成感があります。この仕事の難しさは、いかにロジスティクスで、求められるものを形にしていくかだと思います。
行動や経験の積み重ねが、現在の自分を作っている
入社する前、運送会社のイメージはトラックに乗って物を運ぶということしか頭にありませんでした。しかし実際は荷物の取り扱い方や、事故防止に対する意識など、いかに安全を守りながら的確に荷物を運ぶことができるか。想像していたことと、現実とのギャップに最初は戸惑いました。入社して二年半くらいまでは茨城営業所でセールスドライバー業務を行ない、その後川崎営業所と川崎TCの開設に伴い異動しました。川崎営業所に異動してからはTCオペレーターとして業務していますが、セールスドライバー時代の経験は、配送の現場でどういったことが起きているかを把握することができただけでなく、ロジスティクスの基本を学ぶことができ、現在の自分を形作っています。
一人ひとりが安心して挑戦できる環境づくりを目指して
入社2年半が経過した頃に川崎営業所と川崎TCの立ち上げに携わりました。社内でも1、2を争う規模の大きさのプロジェクトで、他営業所や、クライアント計100名ほどの方がスタッフとして応援に来てくださいました。数日間は目の前の捌き切れない業務を片付けることに必死でした。当時私は2年目で、倉庫作業の経験はありましたが、倉庫規模も違えば緊張感も全てが別世界でしたので、その日1日の仕事をとにかく終えることに必死でした。今年で9年目になる今でも今までで一番大きな規模の仕事だったと思います。当時の経験を通じて「やりがい」はある程度逆境を超えた先に成果が見えてくると実感しています。現在サブマネージャーとなり、スタッフを管理・指導する立場となりましたが、スタッフ一人一人が自身の逆境を超えて、何事にも安心して挑戦できる環境をつくりあげられるような組織体制作りを目指しています。
スタッフの安全を守り、心地よい職場環境づくり実現のために
数年前まで、川崎営業所は繁忙期になると休みが取れないこと、残業時間が長時間になってしまうことが課題でした。繁忙期と閑散期の波があるので、正直なところ離職率が高かったように感じます。そこで、繁忙期でもスタッフが休みをきちんと取れるような体制を整えるために、現場のスタッフと私の目標を共有しました。目標を達成するために、シフト管理の徹底、月間の休日取得目標の達成を徹底しています。有休も積極的に消化するよう取り組んでおり、有給を使ってもらうために、年間の人数計画を立てて実行しています。
自分たちで考え、自分たちで組織の仕組みを変える楽しさを知って欲しい
現在数名のTCオペーレーターを育てていますが、自分の考えややり方を押さえつけるのではなく、基礎を身につけた後は、スタッフの「考える力」を育てるために、自ら主体的に物事を考えてもらうようにしています。私は後輩を引っ張るのではなく、どちらかといえばサポートする立場だと思っています。スタッフには「沖石さんに指示されたからそうしている」ではなく、自分の頭で考え、「もっと良い方法はないか」と意味のある仕事をして欲しいと考えているからです。現場の中でスタッフが考えたことを尊重するようにしていて、自分たちの意見が現場の仕組みを変えるやりがいを感じて欲しいからです。これは社員やパート、派遣など働くスタッフ全員にも共通しています。多くのスタッフと働く現場においてスタッフとの信頼関係を築くのは大変難しくもあり、やりがいでもあります。
効率が悪いことや、安全でない方法、決められたルールから逸脱しているものは、なぜそれが間違っているか話し合う場を持つよう、コミュニケーションを取っています。TCオペーレーターだけでなく、倉庫で作業をするメンバー全員が一つのチームとなって働くことができるように、風通しの良い職場環境づくりを目指しています。
ネストで働き続けられる理由
現在北は札幌から南は熊本まで営業所を展開する会社ですが、入社当時は全国展開しているような大きな会社に入社したというイメージはありませんでした。入社当時の社長の人物像がとても印象的で、熱意とロマンに満ち溢れている方です。今でも社内報の社長メッセージを毎月読んでいますが、ネストという会社で仕事ができていることを誇りに思っています。ここ数年で社員研修やネストコンパなど様々な社内の取り組みが進化しており、多くの可能性に満ち溢れた会社だと思っています。私の直属の上司は、ストイックで、熱意を持った上司ですが、的確な指導をしてくださる上司がいるから、これまで私が成長し続けてこれたと思っています。逆に社員に無関心な上司の元で育ち、自由気ままに仕事をしていたら、今の自分は決していないと思います。社員全体で人と人との繋がりを大切にし、「やりたい」を実現できる土壌があるからこそネストで働きつづけられているのだと思います。
今後の目標
クライアントや会社の規模が大きくなるにつれて、ネストは今後様々な分野に参入して成長し続けていきます。今以上に経験値を増やし、営業所を大きくし、会社に貢献することが今後の目標です。そのためには、今のTCオペレーター業務を次世代に伝えていくために、人財育成に力を尽くし人を育てる環境づくりの強化。働くスタッフ全員が個々の力を十分に発揮できるよう、全員が活躍できる環境づくりを目指し、さらなる組織の向上へと導いていきたいです。
休日(オフ)の過ごし方
休日は基本的には家族と一緒に過ごしています。妻は以前同業種仲間だったのもあり、私の仕事を誰よりも理解してくれています。日頃から相談にのってもらっていて、妻のアドバイスは的確で、私の良き理解者です。